日本でもおなじみのトイプードル。
2008年のジャパンケンネルクラブ(JKC)の登録数では全犬種中1位となっています。
登録数は約8万5000頭。
いかに日本でこの犬種が愛されているかがわかります。
プードルという名前は「pfudel(プーデル)」というドイツ語から発生しています。
このドイツ語は「水がはねる」など水中を泳ぐ様子を表す言葉です。
このプードルがドイツからフランスへと渡り、
品種改良が行われた上で誕生したのがトイ・プードルです。
スタンダードプードルが体高45〜60cmメートルの中型犬なのに対し、
トイプードルは体高26〜28cmの小型犬。
愛玩用のために小型化されたサイズとなっています。
トイプードルの魅力はもともとプードルに備わっていた気品や
優雅な姿に加え小型化によるかわいらしさが
備わっている点にあるといっていいでしょう。
また体高と体長のバランスが非常によく、
スタイルのよさも気品のよさを高めています。
また毛は巻き毛で絡みやすいという特徴があります。
そのため毛玉ができやすく、ブラッシングなどの手入れが欠かせません。
現在のトリミング技術はトイプードルをはじめとした
プードルの毛をカットする技術から誕生しました。
学習能力に優れ、しつけをしやすいという点もトイプードルの大きな魅力。
こういった飼育犬としての魅力を数多く備えている点が人気の秘訣なのでしょう。
シーズー
パグ
ジャックラッセルテリア
ボストンテリア
ビーグル
トイプードルはもっとも飼いやすい犬種といわれています。
それは非常に利口で活動的という性格によるものが大きな要因です。
それに従順で積極的、その上好奇心も旺盛です。
そのためしつけやトレーニングも自分から積極的に行います。
これはもともプードルという犬種が狩猟犬だったという
過去の記憶が残っているからだといわれています。
感情表現も豊かでよくなつき、甘えてくれます。
飼い主を喜ばせるためにいろいろな行動もとってくれます。
こういった性格がかわいらしい容姿と合わさって
トイプードルの高い人気の要因となっているのでしょう。
その反面、利口なため、しっかりとしつけないと
振り回されてしまうという面もあります。
自意識が高いため、飼い主との上下関係はしっかりしつけておく必要があります。
また、活発的な性格はつねに人との接触・交流を求めることへもつながります。
散歩をしたり、一緒に遊んだり。
毎日接する時間をしっかりと作ることが求められます。
他の犬種とも仲良くなれる反面、見知らぬ人に対して神経質になる面もあります。
またオスよりもメスのほうがおとなしい傾向があります。
トイプードルはしっかりしつければ
家族の一員として楽しい時間を過ごすことができるでしょう。
子供がいる家庭にもピッタリの犬種としても魅力です。
ヨークシャーテリア
柴犬
フレンチブルドッグ
コーギー
パピヨン
毛色によって人気や評価が大きく異なってくるのがトイプードルの大きな特徴です。
優雅で気品ある姿といった外見が高い人気を得ているだけに、
毛色が重要な判断材料となるのです。
トイプードルの毛色はまず単色の「ソリッドカラー」と
2色以上の「ミスカラー」の2種類があります。
「ミスカラー」という言葉からも想像が付くように、
ソリッドカラーの方がより高い評価を得ています。
色にはブラッグ、シルバー、ホワイト、ブルー、ブラウン、クリーム、
レッド、グレー、アプリコット、シルバー・ベージュなどがあります。
どの色が人気があるのかは時期によって異なっており、
近年ではブラウン系統のトイプードルが人気を得ている傾向があります。
毛色によって性格が若干異なってくるという説もあります。
あまりはっきりとした傾向を見せるわけではないので
購入時の参考程度にとどめておく必要がありますが、
一般的にミスカラーは個性的と言われています。
そのほかブラックは落ち着きがあり、ホワイトは従順、
ブラウンはマイペースといった傾向を見せることが多いようです。
基本的にはどの毛色の子が優れていて、
どの毛色の子が劣っているということはありません。
ショーなどに出す気がないのならミスカラーもひとつの魅力でしょう。
毛色によって価格が大きく異なってくることもあるだけに、
惑わされないようにしたいものです。
ダックスフンド
ポメラニアン
ミニチュアシュナウザー
マルチーズ
キャバリア
トイプードルはスタンダードプードルを小型に改良した犬種です。
プードルの歴史は古く、紀元前30年頃、ローマ時代の碑に
プードルと思われる彫刻が残っています。
ただし、スタンダードプードルからトイプードルへの改良の歴史は
よくわかっていないというのが現状です。
飼育犬として人気が高まるようになったのは18世紀のフランスにおいて。
この時期にミニチュアプードルからトイプードルへの
サイズダウンが進んだと言われています。
19世紀に本格的なブームが起こったと言われています。
現在でもなお、フランスを代表する犬種であり、
「french poodle」「フランスの国犬」という名称で呼ばれることもあります。
プードルの原産地についても諸説あります。
フランス原産という説は現在あまり受け入れられておらず、
スタンダードプードルがドイツからフランスに渡ってきたことが知られています。
ロシア原産という説もあります。
ただしドイツ以前の原産地についてはよくわかっていません。
ただトイプードルがおもにフランスで品種改良が進んで現在の姿になったことから、
トイプードルの原産地をフランスと考えることもできます。
現在ではフランスのみならず世界中に愛好者がおり、
日本では全犬種でもトップの登録数を誇っています。
その気品溢れるかわいらしい姿は
これからも多くの愛犬家から愛されていくことでしょう。
ボーダーコリー
トイプードル
チワワ
ラブラドールレトリーバー
ゴールデンレトリーバー